大迫2戦連続ハットでも物足りないプレー 釜本氏苦言の分析

公開日: 更新日:

 メキシコ五輪銅メダルの元代表ストライカー釜本邦茂氏がこう話す。

「3月のモンゴル戦の3ゴールを加えるとW杯予選2試合で8得点。目覚ましい活躍に見えるが、大迫がドリブルで相手を抜き去ってシュートしたり、強引に相手をなぎ倒してシュートしたり、そういったシーンは皆無と言っていい。実力差のある相手をチームとしてパスで崩し、サイドからクロスをどんどん放り込み、フリーの大迫が簡単にゴールを積み重ねただけ、という印象しか残らない。これでは大迫個人の評価アップにはつながらず、もっとシャカリキになってプレーしないとA代表での立ち位置も低下していく一方ではないか、と懸念している」

 ちなみに大迫の国際Aマッチ2試合連続ハットトリックは釜本氏、1997年のフランスW杯アジア1次予選の高木琢也氏に続いて3人目。偉大な先達の苦言に耳を傾けてほしいものである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ