渋野は今季トップ30ゼロ 米ツアーで影が薄くなるばかり
【全米女子オープン】第1日
今季海外メジャー第2戦が開幕、昨年大会で4位に入った渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、6ボギーの2オーバーの「73」、第1ラウンドを41位タイで終えた。
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その渋野の認知度が、急降下している。
海外初出場の2019年全英女子オープンを制して、日本人選手では樋口久子以来42年ぶりのメジャー優勝と国内で一躍時の人になった。
ところが、コロナ禍の翌20年シーズンから未勝利。
今年は日本ツアー4戦を消化してから渡米し、4月のメジャー「ANAインスピレーション」(予選落ち)から米ツアーに専念。5試合に出場してトップ30が一度もない。
「昨年12月の全米女子オープンはメジャー2勝目のチャンスでした。その時、米ゴルフ誌のウェブサイトに『シブノ WHO?』という記事が載ったのです。大会3日目まで首位だったことを受けての記事ですが、19年全英優勝が『10年前のことのように思える』と書かれていました。もっとも、昨年の全米女子オープンに勝ったキム・アリムのことを、日本のゴルフファンが覚えていないのと同じように、メジャーで活躍し続けなければ米ゴルフファンの記憶に残らないのも仕方ないでしょう」(米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏)