不倫騒動から復帰の瀬戸大也 五輪「99%金取れる」の根拠

公開日: 更新日:

 不倫騒動を乗り越えて東京五輪代表を勝ち取った男子競泳瀬戸大也(27)の威勢がいい。

 6日に閉幕した競泳のジャパンオープン(千葉県国際総合水泳場)は、調整も兼ねて専門外の自由形など5種目に出場。優勝は得意の400メートル個人メドレーのみに終わったが、約1カ月半後に迫った本番に向けて順調な仕上がりを披露した。

 表彰台を期待される400メートル個人メドレーでは他を寄せ付けない圧倒的な速さを見せつけた瀬戸。初日(3日)に得意種目を制すると「本番で思い描くレースができたら、金メダルは取れる」と断言。「全てがドンピシャではまれば4分3秒台。世界記録(4分3秒84)も視野に入れたい」と強気な姿勢を崩さなかった。

 好調な泳ぎ同様、口調も滑らかだが、単なるビッグマウスではない。

 不倫騒動で資格停止処分を科されて一時は練習もままならなかったが、その間は泳ぎのフォーム矯正に着手。幼少の頃から指導を受け、昨年4月に袂を分かった梅原孝之コーチに助言を求めながら、各種目の泳ぎを見直したという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続