佐々木朗希は来季新人王狙い?“ガラスの肉体”に首脳陣逡巡

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「さすがに去年ほどアッチが痛い、コッチが張ったとは言わなくなったようですけど、なにしろ肩肘の周辺も含めて体が脆弱ですからね。体がしっかりとして、中6日のローテに入れるようになるのは来年の夏ぐらいと首脳陣はみているようです」と、ロッテOBはこう続ける。

「バランストレーニングなどはよくやっているそうですが、筋力をつけるウエートトレは熱心じゃない。一時、練習方法やフォームをマネていたオリックス山本由伸もウエートトレはさほどやらないようなので、もしかしたら影響を受けているのかもしれません。首脳陣は上体はともかく、せめてさまざまな面で基本になる下半身のトレーニングはもう少し、力を入れて欲しいと思っているようですけど、芯がしっかりしているというか頑固というか、何事も自分が納得しないとやらないタイプらしいですから(笑い)」

 この日の最速は155キロ。投げようと思えば160キロの剛速球を投げられる佐々木朗が、あえて球速を抑えているのは160キロに耐えられるだけの体ではないからだ。本人は昨年、シート打撃で160キロを投げた反動でその後、1カ月間、ほとんど投げられなかったことがトラウマになっているという。まずは体を鍛えることが先決ではないか――。

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