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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

8.19開幕全英女子OPでの数々の“悲劇”…本場リンクスの強風はトップで体がぐらつく

公開日: 更新日:

 グリーン上でも、いいストロークしたなと思っても、体がフラフラとしてラインから外れてしまう。何が起きているのか冷静に判断できないとスイングやパッティングまでおかしくなり混乱してしまう。

 それに名物のポットバンカーです。風呂おけのように下の砂地が真っ平らで、腰ぐらいの高さの垂直な壁が選手を苦しめます。

 砂地に傾斜があって、左足上がりのライならボールを浮かすこともできますが、真っ平らだと手首を相当柔らかく使わないとボールを上げることは難しい。

 フェアウエーはうねっており、風が吹けばコースは一変します。フォロー風ではボールがよく転がり、「こんなところにポットバンカーがあったの?」と、周囲2、3ヤードに傾斜がついたポットバンカーにつかまりやすい。

 さらに「世界で一番難しい上がりホール」と呼ばれる18番パー4名物のバリーバーン(小川)です。グリーン手前20ヤードをバリーバーンが横切っており、アゲンスト風で飛距離が出ないとパーオンが厳しくなります。そのうえ左サイドにはOBゾーンがグリーンまで続き、プレッシャーになります。

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