土砂降りの中で投げる大会ナンバーワン投手・風間球打(明桜)を見た収穫
大会3日目の12日は第1試合に「大会ナンバーワン投手」の呼び声高い明桜(秋田)の風間球打が登場した。
オレの担当する選手じゃないし、彼のピッチングを生で見るのは初めてだった。森木(高知)、小園(市和歌山)、達(天理)らドラフト上位候補が軒並み地区大会で姿を消しただけに、甲子園に駒を進めた高評価の右腕がどんなピッチングをするのか興味津々。いつも以上に早起きして甲子園に向かったさ。
【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)
結果は帯広農(北北海道)相手に4回計55球を投げて無安打無得点、2四死球。試合前から降り出した雨は次第に本降りになって、四回終了後に中断。雨脚が弱まる気配はなく、そのまま降雨ノーゲームになった。
資料には157キロを投げるとあったけど、この日のストレートの最速は149キロ。雨でグラウンドがぬかるんでいたために、あえて力をセーブしたのか、変化球中心の投球だった。