ビーチ日本代表はUAE戦に勝利 5日夜にスペインとの5位決定戦に臨む
11月2日にUAE・ドバイで開幕したビーチサッカーの国際大会「インターコンチネンタル ビーチサッカーカップ2021」で日本代表は「グループリーグ3連敗」に終わった。
日本は8月のビーチカップW杯ロシア大会で史上初の決勝進出を果たし、地元サポーターの声援を一身に受けたホスト国を相手に金メダルは逃したものの、歴代最高位の準優勝という素晴らしい結果を残し、銀メダルを首にかけて凱旋帰国した。
それから2カ月あまりが経過し、中東UAEの近代都市ドバイに各大陸の強豪国8カ国が参集して覇を争うことになった。日本はグループリーグでロシア、イラン、パラグアイと対戦し、よもやの3連敗をいう結果に終わった。当然、準決勝進出は叶わず、「5~8位の順位決定戦プレーオフ」に回り、日本時間5日午後10時15分キックオフの地元UAE戦に臨んだ。
第1ピリオド(P)で今大会好調キープのFP奥山正憲(31)が先制ゴールを奪い、1P終了前にはFP大場崇晃(28)が追加点を決めた。
この大場は、ロシアW杯準優勝の立役者の一人だが、グループリーグのロシア戦、アジアの宿敵イラン戦でノーゴールに終わり、本人も「このままでは終われない」と内心忸怩たる思いがあったはず。3戦目のパラグアイ戦でもゴールを決めており、遅ればせながら本領を発揮してくれた。