森保ジャパン“最優先課題”は三笘薫と相性のいいFWを探すこと!
後半36分、途中出場の左SB中山のパスを受け、縦に抜けて倒れ込みながら左足でラストパス。ファーサイドの伊東がボレーシュートを叩き込んだ。
日本代表初招集の三笘が、代表デビュー戦で大仕事をやってくれたわけだが、東京五輪本大会でも何度か披露してくれたように「独特の間合いで仕掛けるドリブル」「鋭い縦の突破」「タイミングを外した絶妙ラストパス」「中に切れ込んでからのシュート」などが持ち味である。オマーン戦では三笘個人の突破力や打開力ばかりが目に付いたが、これからはFW陣との連係を高めたい。
三笘がスタメンの一員となるか、後半からのスーパーサブとなるか、森保監督の決断次第となるが、いずれにしても攻撃の中核をなすことは間違いない。
三笘と相性の良いFWは誰か? 1トップの大迫か、その大迫に代わって投入される古橋か、それともスピードが持ち味の浅野かーー。
代表合宿のスケジュールを組み、早急に見極めたい課題である。
(構成・日刊ゲンダイ編集部)