オリックス4位の“忍者”渡部遼人が仮契約「バントヒット一塁到達3.5秒」に担当スカウト唸る
パシフィックリーグマーケティング(株)の公式サイトによると、昨季8月終了時点でパの最速一塁到達タイムは周東佑京(25=ソフトバンク)の3.50秒だった。この年に50盗塁でタイトルを獲得した周東に匹敵するのだ。
早川スカウトは打撃にも太鼓判を押す。
「ボールに対するコンタクト能力が高く、選球眼も良い。左打者ならつい手が出てしまう球でも、振らずに見逃すことができるんです。課題はパワー不足ですが、プロの世界に入れば体が自然と変わっていくので、それほど問題ないかと。逆に、体を大きくして持ち味のスピードが失われないように、そこが難しいところですね」
今季のチーム盗塁数は50で、12球団中10番目。それでも優勝を飾ったオリックスに来季は機動力が加わることになる。