朝乃山「コロナ禍キャバ通い」醜聞のウラで囁かれる高砂部屋継承のドタバタ

公開日: 更新日:

 今年5月に発覚した元大関朝乃山(27)のキャバクラ通い。協会の聴取にウソをついていたこともあり、6場所出場停止処分という重い処罰を食らった。

 当時、高砂部屋は高砂親方(元関脇朝赤龍)が通いのため、夜間は不在。部屋付きの若松親方(元前頭朝乃若)も稽古に顔を出さないこともあるなど、監視の目が行き届かなかったという。

 ある親方は「もし、朝乃若が『高砂』を継いでいたら……」と、こう続ける。

「先代高砂親方(元大関朝潮)の後継者は若松親方にほぼ決まりだった。本人もすっかりその気で、後援会や母校の近畿大学、親や親族にも『高砂を継ぐことになりました』と報告。それがまさかの“うっちゃり”。若松親方は激高して、先代に掴みかからんばかりに食ってかかったそうです」

 なぜ、後継者から外されたのか。

「要はカネです。今の高砂部屋は先代の持ち物。先代はそれを後継者に貸すことで家賃を得たかった。しかし、若松親方は自分自身の部屋をつくるつもりだったので、これを拒否。現高砂親方は『この部屋を使います』と素直だったので後を継げた。そうした事情もあり、若松親方の足が部屋から遠のいているそうです。若松親方が自宅を兼ねた高砂部屋をつくっていたら、朝乃山の一件は防げたかもしれない」と、前出の親方は言うのだが……。

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