松山英樹がソニーOPで今季2勝目 18番Hで追いつきスーパーショットみせプレーオフ制す

公開日: 更新日:

 松山英樹(29)がラッセル・ヘンリー(米国)とのプレーオフの末、逆転で今季2勝目、アジア人最多の米ツアー8勝目を挙げた。

 最終日は首位ヘンリーに2打差でスタート。7バーディー、ボギーなしの63で回り、通算23アンダー。最終18番でバーディーを奪って、ヘンリーに追い付く粘り強さを発揮した。プレーオフ1ホール目の18番は2打目をピン側1メートルにつけるスーパーショット。イーグルで決着をつけた。

 これまで会場とは相性が悪かった。フラットな林間コースだが、ドッグレッグホールが多く、ティーショットの狙いどころが絞りにくい圧迫感のあるレイアウトを苦手にしていたからだ。アマ時代から過去8度出場して予選落ち3回、セカンドカット1回、最高成績は20年大会の12位とトップ10が一度もなかった。そんなコースへの苦手意識を払しょくする好プレーだった。

「今年はマスターズ連覇の期待もかかりますが、松山は他のメジャーでの優勝も目指しており、オフだった12月はドライバーのストレートドローボールに磨きをかけてきました。その成果がさっそくハワイで表れたという事でしょう。ホール幅が狭いワイアラエCCでフェアウエーをとらえることが多く、ドライバーの自信を深めて来週の『ザ・アメリカンエキスプレス』から始まる米西海岸シリーズに弾みをつけたといえます」(米ツアー記者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に