女子アイスホッケー宿敵相手に白星発進 スマイルジャパンが決勝Tまで笑っていられるカラクリ
アイスホッケー女子の1次リーグが4日の開会式に先駆けて3日に開幕。世界ランキング6位で、2014年ソチ、18年平昌と3大会連続出場の日本は同9位のスウェーデンを3-1で下し、白星発進である。
日本は1-1で迎えた第3ピリオドの4分すぎに浮田留衣(25)のゴールで勝ち越し。終盤にはGKを外してフィールドプレーヤー6人による相手の全員攻撃をしのぐと、最後は米山が無人のゴールにパックを叩き込み、長年のライバルを下して勝ち点3をゲットした。
女子は出場10チームをA、Bの2組に分けて総当たりで予選を実施。世界ランク上位が属するA組は自動的に決勝トーナメントに進出。日本やチェコ(同7位)らのB組は上位3チームが勝ち上がる。
開催国枠で初出場した1998年長野五輪から4度目の大舞台で初の決勝トーナメント進出を目指す「スマイルジャパン」(女子代表の愛称)は笑顔で1次リーグを終えそうだという。
国際アイスホッケー連盟(IIHF)の思惑が結果的に日本に有利に働きそうだからだ。