巨人原監督に開幕投手を一任され…桑田チーフコーチに「菅野外し」ができるのか
巨人の原辰徳監督(63)が6日、サンマリンスタジアムで、ファンに向けてマイクパフォーマンスを行った。
昨季まで投手チーフコーチを務めた宮本球団社長付アドバイザーが司会を務めたトークショーでマイクを持ち、今季の開幕投手について「桑田(真澄投手チーフ=53)コーチに一任する」と明言した。「桑田コーチは『2月下旬ぐらいに伝えたい。それまでじっくり温めたい』と。開幕投手やレギュラーというのはファンが決めること。そこをちゃんと見て正しい判断をするのがコーチであり、私だと思っている」と話した。最近は2月上旬に伝えていたというが、今回は「私も全然知りません」とキッパリ言った。
通常なら4年連続で計7度務めているエース菅野智之(32)で決まり。ただ、昨季は故障もあって6勝7敗と不本意な成績に終わった。さらに、5日にキャンプを視察した山口オーナーが「若い力で強い巨人をつくってほしい。若手の底上げのためにも主力の活躍が必要」と「若手」を繰り返し、楽しみな選手として「堀田、ルーキーの山田(JR東日本=ドラフト2位)、赤星(日大=同3位)、他にも直江、戸田」と列挙した。巨人のオーナーが二軍が主戦場の若手の名前を呼ぶこと自体、異例のことである。