巨人菅野は放任からガラリ! エース復活に“元女房”阿部慎之助コーチがモノ申す
巨人の宮崎キャンプが1日、スタートした。コロナ対策もあって全体練習は13時ごろに終了。秋広、中山らの若手は居残りで練習を行った。
ベテラン、主力組のS班スタートとなった菅野智之(32)は早速ブルペン入り。カーブ、スライダーも交えながら、捕手を座らせて24球を投げた。初日からブルペンに入るのは3年ぶり。「個人的にタイトルを取りたい。前のめりになるぐらいの気持ちでやっていけたら」と汗を拭った。
昨季は右肘を痛めた影響もあって前半戦に4度離脱。後半戦は復調したものの、6勝7敗、防御率3.19と不本意なシーズンに終わり、年俸も8億円から6億円に大幅ダウン。取得した海外FA権は行使せずに残留を決めた。メジャー球団との交渉のため、練習不足だった昨季の反省を生かし、例年より調整を早めている。
昨季3位に沈んだ巨人のV奪回はエースの状態次第。今季からチーフに昇格した桑田投手コーチが重要な役割を果たすのは当然として、もうひとり、阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(42)もエースの復活に一役買うという。