日ハム臨時コーチに5年連続盗塁王・赤星憲広氏 招聘は「バッテリー指導」が真の狙い

公開日: 更新日:

 7日、日本ハムのキャンプを訪れたのが5年連続盗塁王の実績を持つ阪神OBの赤星憲広氏(45)。新庄剛志監督(50)が招いた臨時コーチとして、野手のみならずバッテリーに対しても熱の入った指導を行った。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 臨時コーチを最初に持ち掛けられたのは、新庄監督の就任当日だったと赤星氏がこう言う。

「冗談かと思いつつも、日本ハムの選手の顔と名前を覚えながら備えていました。たとえば五十幡(亮汰=23)選手の昨年の9盗塁をすべてチェック。スローでも見返して。スピードは十分にあるけど、スタートとスライディングがもうちょっとうまくなれれば、かなりの盗塁数が期待できるかなと考えたり……。正式なオファーが来たのは1月後半ごろです」

 この日の赤星氏の指導がバッテリーに及んだのは、新庄監督との間で共通認識があったからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…