今年の全米女子オープンは東海岸のノースカロライナ州で行われる。
太平洋を往復する長距離移動は、海外転戦に不慣れな日本人選手の場合、時差ボケだけでなく体にも大きな負担を強いる。
会場にも困惑する。
「ノースカロライナ州のベント芝は日本のゴルフ場では経験できないほど粘りが強い。フェアウエーにボールがあってもヘッドの抜けが悪く、相当な衝撃がかかり手首を痛める危険性もあります」(ツアー記者)
尾崎将司の指導を受ける同門の笹生優花(20)が昨年大会を制している。
西郷もまだ若く、春先好調だからと飛ばしすぎないことも大事だ。