著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

インドネシアで最も優れた左SBアルハンは東京Vでレギュラーを張れるのか(下)

公開日: 更新日:

「イスラム教においてラマダンは義務ではありますが、重要な事項がある場合には、不足分を後で行うことも可能なんです」

 イスラム教を信仰されている方の話なのだからもちろん信じて疑わないが、そんな都合の良い話しがあるのかいな、と思ってしまったのも事実。 アルハン本人、東京Vの江尻強化部長の話は下記の通りである。

「私もイスラム教を信仰しているので断食をする義務はありますが、練習の時、気候や自らの体調にも合わせなければいけないのでつらいな、と感じる時は断食をしないようにします。ラマダンが終わってから時間がある時、体調が優れる時にやろうとは思っています」「イスラム教は豚やアルコールも駄目ですが、それらが入っているかどうか、自ら買い物する時も確認するようにしています」(アルハン)

■最大限にフォローしていく

食事の部分ですよね、イスラムの方々がダメだというものは、我々はクラブハウスでも食事を提供しています。シェフとも話をしまして、そこはしっかり彼の要望など我々もしっかり理解して対応しています。それと日本での生活、彼がストレスを溜めないように通訳も含め、あとは環境面なども彼が最大限に力を発揮出来るように彼と連携を取って、フォローしていくことに務めています」(江尻強化部長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出