コスタリカも侮れない ブラジルW杯8強の成功体験とパリSG守護神が立ちはだかる
コスタリカ
カタールW杯で森保日本が参戦するグループEにはドイツ、スペインに加えて、オセアニア1位のニュージーランドと北中米カリブ海4位のコスタリカが大陸間プレーオフを戦い、その勝者が入る。コスタリカが勝ち上がった場合、要警戒選手は強豪パリSGのゴールマウスを守るGKナバス(35)だ。
スペイン1部レバンテ時代の2014年8月にレアル・マドリードに移籍。同クラブ初のコスタリカ人となり、CL3連覇の原動力になるなど大活躍。19年に金満クラブのパリSGに三顧の礼をもって迎え入れられた。
身長185センチながら抜群の反射神経が武器。PK阻止率も高い。19歳だった06年にコスタリカ代表初招集。14年ブラジルW杯でナバスのGK人生が大きく変わった。グループリーグでW杯優勝経験国のウルグアイ、イングランド、イタリアと「死の組」に入りながら1位突破を決め、最終的には同国初のベスト8入りの立役者となった。
この好パフォーマンスが認められ、ブラジルW杯後にレアルに引き抜かれることになったわけだが、「ブラジルW杯8強の成功体験がコスタリカ選手を後押しするでしょう」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。