小祝さくらを待ち受ける全米女子OPの過酷さ 本場メジャーで我慢のプレーできるのか?
【リゾートトラストレディス】最終日
「本当に今日は思い通りにいかなくて、一日が長く感じた。気温も暑くてタフだった」
単独首位発進の小祝さくら(24)が逃げ切りで9カ月ぶりにツアー通算7勝目を挙げた。
会場は15番から18番まで終盤にタフなホールが続くが、その4ホールで小祝は4日間でボギーが1つだけ(4バーディー)と安定感が光った。
30日、6月2日開幕の今季メジャー第2戦・全米女子オープンに向けて渡米するが、「メジャーは簡単ではありません」と米ゴルフ記者がこう解説する。
「メジャー会場のある米東海岸ノースカロライナ州は、日本よりも乾燥しているためボールが飛びます。番手ごとの飛距離が日本とは違い、攻略の組み立てに迷います。さらに、乾燥はグリーンを高速にし、ボールの転がりが速くなる。そしてフェアウエーのベント芝はボールが若干沈み、コーライ芝に慣れた日本選手はボールコンタクトがしづらい。勝手の違いに戸惑うことになります」