著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

阪神“大砲コンビ”大山悠輔と佐藤輝明…活躍の味わい方のちがい

公開日: 更新日:

■「元四番」が1試合3発と底力発揮

 阪神大山悠輔が絶好調だ。先週末の対日本ハム3連戦では1試合3発の離れ業を含む計4本塁打。これで今季13本塁打となり、佐藤輝明の12本を抜いてチームトップに立った。今季は佐藤に4番を奪われるなど、開幕からなかなか波に乗り切れなかった大山だが、ここにきて元4番の底力を発揮しだしたようだ。

 現在の阪神は5連勝中と一時のドン底状態からは抜け出したものの、序盤の負債が大きすぎて、依然として借金8の最下位。さすがに今季の優勝がどうこうなんて言っていられる状況ではないのだが、それでも虎党の私はけっこう楽しく日々の試合を眺めている。

 エース・青柳晃洋はリーグトップの6勝、防御率は驚異の0.98という無双状態で、今やリーグ屈指の先発投手に成り上がった。大山と佐藤のドラ1大砲コンビも大山の爆発によって見応えが増してきた。こうなったら今季は2人同時に30本塁打の壁を突破してほしい。もし生え抜き2人がそうなったら、それこそ1985年の掛布雅之岡田彰布以来だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  1. 6

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  2. 7

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」

  3. 8

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 9

    広末涼子とNHK朝ドラの奇妙な符合…高知がテーマ「あんぱん」「らんまん」放送中に騒動勃発の間の悪さ

  5. 10

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性