松山英樹に見た成長の証し 全米OP最終日に爆発スコアで猛追
全米オープンの松山のプレーを見て、首から肩甲骨への痛みが解消されたとわかります。また、いいショット、ミスショットに動じず、自分のプレーに徹する集中力の高さが伝わり、より成長しています。2つ目のメジャータイトルに確実に近づきつつあると言えます。
日本勢は松山以外の6選手は全員予選を突破できませんでした。日本と海外のセッティングの違いを痛感したはずです。
ただ、国内にはメジャーのような環境がありません。フェアウエーからボールを打つのではなく、砂の上やひどいライなど悪条件で練習する努力も必要です。テレビ解説で荒々しいメジャー会場を見るたびに、「ハーフ30台で回れるのだろうか」と感じたことがあります。
それもメジャーに出続けることで「当たり前」と思えるようになることが大事です。予選落ちを糧に、メジャー挑戦をあきらめずに続けて欲しいと思います。