日本ハム新庄監督ショック…リーグ戦再開後5連敗より深刻な守護神・北山の連続救援失敗
22日の楽天戦でサヨナラ負け。今年1年間を「トライアウト」とする日本ハムの新庄剛志監督(50)にとって、リーグ戦再開後5連敗となったことよりも、守護神の背信投球の方がショックだったのではないか。
3-3の同点の九回から登板、今季5敗目(3勝7セーブ)を喫した北山亘基(23)である。
先頭の山崎こそ三振に打ち取ったものの、茂木、鈴木に連打を浴び、1死一、二塁のピンチで主砲の浅村を迎えると、新庄監督はたまらず横手右腕の鈴木へスイッチ。審判に交代を告げに行く際、グラウンドの土を蹴り上げるようなしぐさも見せた。
試合は鈴木が島内にサヨナラ3ランを浴びてジ・エンド。試合後の新庄監督は北山の投球に関しては触れなかったものの、防御率は5.26に悪化。ここ最近の投球は開幕当初とは程遠い状態と言わざるを得ない。前回登板の17日のロッテ戦でも2点リードの九回から登板し、0回3分の2で5失点と大炎上している。
■ファームで一度リフレッシュさせるのも手