今後は大谷翔平が狙われるこれだけの根拠…トラウトへの危険球が伏線の大乱闘で遺恨残す
大乱闘がエンゼルス・大谷翔平(27)に飛び火しかねない。
日本時間27日のマリナーズ戦の二回、ウィンカーへの死球から乱闘に発展。大谷は投手コーチ、通訳に制止されながらも相手選手を羽交い絞めにするなど、乱闘の輪に加わった。5分以上にも渡って両軍によるもみ合い、にらみ合いが続いた結果、両監督以下8人に退場処分が下った。
今回の騒動は前日、主砲トラウトに対する頭部付近への投球が伏線となったが、今後は大谷が危険球にさらされるかもしれない。
実際、大谷への死球は増えており、ここまですでに3個。トラウトの4個に次いでチーム2番目の多さだ(27日現在)。昨季はトラウト、レンドンの強打者2人が故障でシーズンの大半を棒に振りながら、事実上の主砲だった大谷への死球はわずか4個だった。相手バッテリーが意図的だったかはともかく、大谷に代わって最もぶつけられたのはスズキ(11個=チーム最多)、スタッシー(8個=同2位)の捕手2人だった。
■昨季は各球団が“忖度”か