エンゼルス大谷にドジャースフロントが熱視線 ネット裏で金満球団幹部が“二刀流”品定め
エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間15日、敵地ロサンゼルスでのドジャースとのインターリーグに「3番・DH」で2試合ぶりのスタメン復帰。2試合連続のマルチ安打をマークし、城島健司に並び日本人歴代7位の通算431安打に。4打数2安打で打率.260となった。チームは0-2で完封負けし連敗。エンゼルスの借金は「5」に膨らんだ。
ドジャースの16日の先発は、7勝無敗と好調な左腕アンダーソン。調子を上げてきた大谷にとってはやはり難敵になりそうだ。
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好投手と対戦する二刀流に対し、ドジャースタジアムのネット裏からは熱視線が送られそうだ。アンドリュー・フリードマン編成本部長、ブランドン・ゴームズGMらのド軍のフロントスタッフが大谷の品定めをするからだ。
ド軍は大谷が2018年に渡米する際にも面談にこぎ着けた7球団のうちの一つ。大谷が二刀流で実績を残したことから、米メディアの間では早くから移籍先の候補に挙がっていた。
ド軍の今季開幕時の年俸総額は過去最高の約418億円、ぜいたく税は約63億円で史上最高額に達した。ヤンキースと並ぶ超金満球団が、今オフには人件費を大幅に削減できる見込み。プライス(約43億円)、サイ・ヤング賞3度受賞(2011、13、14年)のカーショー(約23億円)の両左腕、ベリンジャー外野手(約23億円)らの高給取りが今季限りで契約を満了、球団も再契約を見送る方針だからだ。