7月以降プロ野球は198人、大相撲は7部屋125人が休場…コロナ感染爆発でV争いドッチラケ
コロナの感染拡大に歯止めがかからない。
プロ野球は20日、巨人の菅野や丸ら40人、広島の4番マクブルーム、日本ハムの山田監督代行ら、12球団で選手、コーチ、スタッフを合わせて計56人がPCR検査で陽性反応。すでに現場復帰した者を含め、7月以降だけでも計198人が新型コロナに感染した。
大相撲も悲惨だ。現在行われている名古屋場所は、7部屋125人が休場。8日目まで6勝2敗だった一山本、10日目の段階で7勝3敗と優勝争いに絡んでいた琴ノ若も姿を消した(数字は20日現在)。
20日は日本全国で15万2536人が感染。1日の感染者数としては史上最多で、この日は30府県で最多記録を更新した。いつどこで感染するかわからず、集団行動を伴うプロスポーツでクラスターが発生するのも不思議ではない。
もっとも、プロ野球ではコロナで休んだ分、年俸を下げられることはないし、大相撲もコロナによる休場の場合は番付据え置きだが、成績という点では不公平感はぬぐえない。プロ野球は選手が一度に大量離脱すればペナントレースの行方にも影響が出るし、大相撲は優勝争い中だった力士が休場したのだから、なおさらだ。