カブス誠也の新人王獲得を阻むフロント陣 “過保護起用”で後半戦は出場機会が減る可能性

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 米大リーグが日本時間22日、ヤンキース-アストロズ戦など計4カードで再開。大谷翔平(28)のエンゼルス、鈴木誠也(27)のカブスは同23日に後半戦初戦を迎える。

 後半戦は個人のタイトル争いが熾烈を極め、日本人選手では大谷の2年連続ア・リーグMVP、サイ・ヤング賞の同時受賞が期待される他、鈴木はナ・リーグの新人王候補のひとりに挙がっている。

■下馬評で4位浮上も…

 選手の成績などを予想する米サイト「カバー」によれば、鈴木はナ・リーグの新人王争いで、ブレーブスの右腕ストライダー(23=10試合で4勝3敗、防御率3.03、114奪三振)らに続いて4位にランクイン。7月5日に左手薬指の突き指から復帰後、13試合で45打数16安打の打率.356、2本塁打、5打点と復調したことが評価されたようだ。

 後半戦の成績次第では、ライバルを抑えて栄誉を手にする可能性はあるものの、身内に足を引っ張られかねない。鈴木獲得に5年100億円超の大枚をはたいたことから、フロントが起用に細心の注意を払っているからだ。

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