久保建英が新天地ソシエダで鮮烈デビュー弾! 守備にも貢献し開幕戦勝利の原動力に
4シーズン目のスペイン1部リーグを新天地で迎えた日本代表FW久保建英(21)が、今季開幕戦でチームに勝利をもたらす値千金ゴールを決めた。7月に所属先の名門レアル・マドリードからレアル・ソシエダに完全移籍した久保が、カディスとのアウェー戦(現地14日)で決勝ゴールを叩き込んだのである。
2019年6月にレアル・マドリードに入団した久保は、レンタル移籍先のマジョルカやヘタフェといった下位チームでプレー。専守防衛系戦術の中で持ち味を発揮できず、アタッカーとしての評価は下落する一方。
ついに心機一転。ソシエダに5年契約・完全移籍を果たし、退路を断ってスペイン北部のバスク地方に移り住んだ。
カディス戦に久保は2トップのひとりとしてプレー。テクニシャン系のトップ下MFダビド・シルバと好連係を見せながら相手ゴールに迫った。
0-0で迎えた前半24分に見せ場が訪れた。
相手DFラインに生じたスペースにうまく位置取りし、MFメリーノからの浮き球パスを左足で絶妙トラップ。ピッチに跳ね返ったボールを右足でボレーシュート。ボールはゴール右のネットにズバッと突き刺さった。