“独デュエル王”遠藤航が森保ジャパンのアキレス腱に…代役に苦労人の橋本拳人が名乗り

公開日: 更新日:

 東アジアE-1選手権の日本代表が、低調なパフォーマンスに終始している。そんな中、神戸MF橋本拳人(28)の存在感が増している。

 日本代表の懸案事項である「ドイツのデュエル王・アンカーのMF遠藤航のバックアップを誰にするか?」に大きく関わっているからである。

 森保ジャパンの基本陣形は4(DF)-3(MF)-3(FW)。ピッチ中央のセンターMFの3人が<逆三角形>を形成。遠藤はDFラインの前に位置し、相手の攻撃系選手からボールを奪い取り、即座に攻撃の起点になるという重要な役割を担っている。

 しかし、この遠藤が「森保ジャパンのアキレス腱」となっている。

「メダルなしの4位に終わった東京五輪、6月の代表4連戦で顕著だったが、遠藤が3試合にフル出場した時点で疲労が蓄積。4試合目になると運動量もキレも低下し、チーム全体のパフォーマンスも落ちる。遠藤の代役探しは喫緊の課題。そこで橋本がクローズアップされている。中盤エリアで相手の攻撃の芽を摘み取り、スムーズに攻撃に繋げられる橋本のW杯メンバー入りは、十分にあり得ると言っていい」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…