“独デュエル王”遠藤航が森保ジャパンのアキレス腱に…代役に苦労人の橋本拳人が名乗り
東アジアE-1選手権の日本代表が、低調なパフォーマンスに終始している。そんな中、神戸MF橋本拳人(28)の存在感が増している。
日本代表の懸案事項である「ドイツのデュエル王・アンカーのMF遠藤航のバックアップを誰にするか?」に大きく関わっているからである。
森保ジャパンの基本陣形は4(DF)-3(MF)-3(FW)。ピッチ中央のセンターMFの3人が<逆三角形>を形成。遠藤はDFラインの前に位置し、相手の攻撃系選手からボールを奪い取り、即座に攻撃の起点になるという重要な役割を担っている。
しかし、この遠藤が「森保ジャパンのアキレス腱」となっている。
「メダルなしの4位に終わった東京五輪、6月の代表4連戦で顕著だったが、遠藤が3試合にフル出場した時点で疲労が蓄積。4試合目になると運動量もキレも低下し、チーム全体のパフォーマンスも落ちる。遠藤の代役探しは喫緊の課題。そこで橋本がクローズアップされている。中盤エリアで相手の攻撃の芽を摘み取り、スムーズに攻撃に繋げられる橋本のW杯メンバー入りは、十分にあり得ると言っていい」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)