甲子園“請負監督”が手にする「法外な年収」…一流企業のサラリーマンの稼ぎを超える?
出場校の中には、一流企業のサラリーマンよりも稼ぐ監督もいる。
「ある監督は前任の学校で年俸3000万円だったそうですし、現在の年収は1000万円と聞きます。公立校でも古豪になればなるほど、OB会の力が強く、その会費から高額な報酬を捻出できると聞きました」(スポーツライター)
そうはいっても、慢性的な不景気だし、野球人口も減っている。「以前に比べれば甲子園請負監督の報酬は減っている」(前出のスポーツライター)というが、近頃はこんなケースがあるそうだ。
「出張費の上限がない強豪校がある。たとえば、有望な中学生をスカウトするために北海道から沖縄まで、全国津々浦々へ行き放題、みたいな。やりようによっては幾らでも小遣い稼ぎになる。『勧誘のために選手の実家に3回も足を運んだ』なんて話もよく聞きますけど、ホントに行ってるのか怪しいものですよ」(別のスポーツライター)
もっとも、請負監督は、野球部を甲子園に連れて行ってナンボ、常連校なら甲子園で勝ってナンボ。結果を出せなくなればお払い箱なのは言うまでもない。