ドラフト順位にも影響大…京都国際の左腕エース森下に流れる「手術の噂」の真偽

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「どうやら、左肘を手術するらしいぞ」

 優勝候補のひとつと目されていた京都国際の左腕エース・森下瑠大(3年)について、スカウトの間でこんなウワサが流れている。

 春先に左肘を痛め、地方大会の登板は準決勝、決勝の2試合、計9回だけ。「本調子でないのは分かっていたが、経験に懸けた」(小牧憲継監督)と、初戦(一関学院=岩手)のマウンドに上がったものの、3回4失点KO。チームは敗れた。

 セ球団スカウトが言う。

「初戦敗退したことで左肘が酷使されなかったから、本人にとっては良かったかもしれません。実戦復帰に1年半ほど要するトミー・ジョン手術なのか、それともネズミと呼ばれる骨片を除去するクリーニング手術なのか、定かじゃないだけに慎重になる球団が出てくると思う。トミー・ジョン手術だとしても、高卒1年目は体づくりがメインだから、私は早い段階でやっておいた方がむしろいいと思うけど、そうは考えないスカウトもいる。いずれにせよ、手術を要するなら、ドラフト上位指名は厳しい。中位から下位指名になるのではないか」

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