エンゼルス大谷のトレード獲得にマリナーズ本気! 投打の補強ポイントにピタリ一致
大谷翔平(28)のエンゼルスが日本時間17日からマリナーズと4連戦。大谷は18日に13勝目(8敗)をかけて登板する。
同地区のライバル球団同士による今季最後の直接対決では、マ軍首脳陣が二刀流の品評会を行うという。
マ軍は大谷が日本ハム時代から獲得に向けた調査を重ね、今夏のトレード期限でもヤンキース、メッツなどとともに移籍先の有力候補に挙がった。西海岸を代表する“金満球団”のひとつであるマ軍は依然として大谷に関心を寄せており、今オフ、エ軍にトレードを打診するとみられている。仮に獲得できた場合でも、大谷がFAになる来年のオフには総額400億円規模の残留資金が必要になるため、最終チェックに臨むというわけだ。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。
「マリナーズは先発ローテーションの上積み、DHと左の長距離砲の補強が、今オフの課題です。大谷は投打両方の補強ポイントに合致するだけに、他球団以上に本気で獲得に動くでしょう。マ軍のマイナーには若手有望株が豊富なうえに、エ軍に手薄なリリーフ投手が飽和状態です。今オフ、エ軍の球団売却が成立して、新たに就任するオーナーの方針次第とはいえ、交換要員では十分に折り合いがつく。大谷のマリナーズへの放出は決して実現不可能な話ではないと思う」