大谷狙うサイ・ヤング賞に“大穴”候補! ガーディアンズ170km守護神クラセって誰?
エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間24日のツインズ戦から残り3試合で、あと14と迫った規定投球回(162)到達を目指す。
規定投球回をクリアすれば、今季13勝8敗、防御率2.43の大谷が投手として最高の栄誉であるサイ・ヤング賞受賞に近づく。現時点で、大谷以外に同賞の有力候補に挙がっているのが、アストロズ・バーランダー(39=17勝3敗、防御率1.78)、ホワイトソックス・シース(26=14勝7敗、同2.13)、レイズ・マクラナハン(25=12勝6敗、同2.36)の3人。いずれもメジャーを代表する先発だが、ここにきて大穴が現れた。
ア・リーグ中地区で4年ぶりの地区優勝が目前に迫っているガーディアンズの守護神クラセ(24)だ。最速160キロ台後半の直球と150キロ台前半のスライダーを武器に、ここまで69試合に登板し、リーグトップの36セーブ(3勝4敗、防御率1.39)。BS(セーブ失敗)は4度と安定した火消しぶりで、好調なチームを牽引している。
サイ・ヤング賞選出で重視される奪三振率こそ9.19と大谷の11.92に及ばないものの、1イニング当たりの許した走者(WHIP)は0.74で大谷の1.04を上回っている。