大谷翔平は残り4試合登板で「170キロ投」の可能性 球威は追い込まれるほど増すタイプ
エンゼルス・大谷翔平(28)が投打ともラストスパートに入った。
日本時間11日のアストロズ戦では5回1失点で12勝目(8敗)をマーク。翌12日の同カードでは34号2ランを放ち、同僚トラウトに並ぶア・リーグ本塁打数2位タイに浮上した。
11日の登板ではマメができて5回で降板したが、7月23日のブレーブス戦で記録した101.2マイル(約162.9キロ)を更新するメジャー自己最速の101.4マイル(約163.2キロ)をマークした。
大谷はマメについて「新しい球種(ツーシーム)はそうなる場合もあるが、どちらかというと球速が出ている影響かなと思う」と説明。指にボールがしっかりとかかり、出力が増したことが原因のようだ。
■シーズンを追うごとに…
疲労がピークに達するシーズン大詰めにして自己最速をマークしたように、大谷の球威は今後もさらに増しそうだ。大谷はシーズンを追うごとにストレートのスピードが増すからだ。実際、昨年9月3日のレンジャーズ戦では100.4マイル(約161.6キロ)をマークするなど、同月の平均球速は96.5マイル(約155.4キロ)と、8月の95.2マイル(約153.3キロ)を上回った。