五輪汚職のキーマン高橋治之被告を4度目の逮捕へ…浮かび上がった“慶応&ゴル友”人脈

公開日: 更新日:

 契約後には、サン・アローから高橋被告の「ゴルフ仲間」が経営する都内のコンサル会社に資金が送られ、その一部の約800万円が高橋被告に渡ったという。

■“慶応人脈”も幅広い

「コンサル会社を経営するA氏は、高橋被告の慶大時代の後輩です。A氏は元プロゴルファーB氏の親族でもある。また、ぬいぐるみ販売の契約を巡って高橋氏に便宜を依頼したサン・アロー幹部は、同社元社長のC氏。A氏とは慶大時代の同級生で、以前から高橋氏と親交があったそうです。C氏は調査会社の調べに『趣味はゴルフ』と明かしている。高橋、A、Cの3氏は“慶応つながり”であると同時に“ゴルフつながり”でもある。特捜部はあらゆる接点を調べているようです」(捜査事情通)

 スポンサー契約を巡る汚職で起訴されたAOKI前会長の青木拡憲被告も、もともとはゴルフを通じて高橋被告と知り合った。日本ゴルフ協会のアドバイザリーボードのメンバーでもある高橋被告は「ゴルフ事業」について、青木被告から相談を受けるほどのゴルフ通だ。ゴルフを通じて、さまざまな人脈を築き上げたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか