日本ハム1位・矢沢宏太「二刀流」は新庄監督次第…球団の本音は「投手より野手で」
■細かい制球に難あり
「日本ハムが本当に評価しているのは、投手より野手だというのです。打球を遠くに飛ばす能力は天性のもので、50メートル5秒8と足も速い。野手としての期待は大きいものの、投手としては速球も変化球も、細かいコントロールに難があると聞きました。当面は投手も野手も両方やらせるでしょうけど、結果として野手に専念することになるのではないか」
日本ハムが矢沢の1位指名を公表したとき、大渕スカウト部長は「大谷のような使い方は考えにくいけど、新庄監督ならいろいろと工夫してくれると思う」と話している。新庄監督がよほど工夫しない限り、大谷のような二刀流は厳しいということだ。