ヤクルト村上はオリ投手陣の“敬遠攻め”を我慢できるか…昨季日本Sは6試合で故意四球ゼロ
ヤクルトの村上宗隆(22)が今季受けた故意四球は「25」だ。
村上は今季、18年ぶりとなる三冠王を史上最年少の22歳で獲得。56本塁打は日本人選手最多記録となった。
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シーズン終盤、「無双状態」になったことで、対戦相手から申告敬遠をされるようになった。55号を放ち、日本人記録の56号を目前にすると、さらに勝負を避けられる機会が激増。そのたびにスタンドからはブーイングが起きた。
昨季の日本シリーズ、村上は6試合で2本塁打3打点。故意四球はなかったものの、今季は大きな飛躍を遂げただけに、オリックス投手陣から勝負を避けられるケースは増えるだろう。
ヤクルトは昨季、日本シリーズでオリックス吉田正、杉本、ジョーンズに申告敬遠を使い、日本一に輝いた。これもルールであり、作戦のひとつ。勝利を優先するなら有効な手段である。
この日の前日練習で快音を響かせた主砲。少なくとも、まともに勝負してもらえない可能性は高い。村上は我慢できるか。