ドイツとの決戦4日前から異例の“森保のカーテン”…足場固めに集中して勝利を狙う
8日に脳振とうに見舞われた遠藤は、ボールを使った練習を精力的に実施。対人プレーができるようになれば、本番には何とか間に合いそうだ。
三笘もランニングを中心に調整を進めた。ケガをしたわけではないため、コンディションさえ上がれば、ドイツ戦の出場はOKだろう。
最も不安視されるのが守田だ。室内で入念にストレッチを行った後、痛めている左ふくらはぎの感覚を確かめるようにゆっくりと走り、最後にはボールを使った軽いメニューに取り組んだ。
これでも大きな前進だが、他の2人に比べると状況は険しそうだ。
「日本だけを見るとケガ人が多くて危機感も出てくるが、どの国もケガ人が出ていて調子が上がらない選手もいる。その中で今のベストをどれだけ発揮できるかが大切。自信を持って集中してやりたい」と森保監督は自分たちの足元固めに集中する構え。通常の代表戦では、2日前から非公開のところを今回は4日前の19日からクローズする。
「森保のカーテン」でカナダ戦黒星からの急浮上を、そしてW杯でのサプライズを狙う──。