FIFA会長が参加32カ国に送った手紙「今はサッカーだけに集中しよう」の逆効果
ボンジーア!(こんにちは!)
さてさて、カタールにはいろいろな人権問題が渦巻き、世界各地で抗議の声が上がっているって話、ここまでしてきたよね。なんとかクサいものにフタをしたいFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、開幕2週間前になって参加32カ国にこんな手紙を出したんだ。
「今はサッカーだけに集中しよう」
当たり前のことを言っているだけなんだけど、これがとんでもない逆効果となった。非難の矛先がFIFAにも向けられるようになったんだ。
「そもそも開催国をカタールにしたFIFAがいけない」「問題がある国ってのは分かっていたじゃないか!」
オランダ代表のルイス・ファンハール監督なんて、FIFAがカタール開催を認めたことこそ「愚かな決断」と一刀両断。正論とはいえ、なかなか勇気が必要な発言だよね。
■家族と共に現地に移住
ちなみにインファンティーノ会長は昨年10月ごろから家族を連れてカタールに移住している。スイスの新聞にスッパ抜かれた時は否定していたが、子供たちがカタールの学校に通っていることがバレてしまい、公表することとなった。理由は「W杯を円滑に進めるため」だって。