サウジの名門がメッシ獲得へ 年俸386億円を用意、C・ロナウド上回る史上最高額
サウジアラビアの名門サッカークラブのアルヒラルがリオネル・メッシ(35)の獲得に乗り出した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」などが現地12日(日本時間13日)に報じている。
同紙によるとアルヒラルは年俸2億4500万ポンド(約386億円)を用意。実現すれば同じサウジアラビアのアルナスルがクリスティアーノ・ロナウド(37)と12月に契約した272億円を上回る。アルヒラルはアルナスルの最大のライバルとされている。
同じくスペイン紙「マルカ」によると、メッシは現在サウジアラビアの観光大使を務めているため、サウジアラビアと深い関係があるという。
メッシはW杯カタール大会でアルゼンチンを3度目の優勝に導き、大会MVPを受賞。現在、フランスのパリ・サンジェルマンに所属しているが、その契約は今夏で切れる。現在、メッシの年俸は約50億円といわれるが、クラブは年俸大幅アップで引き留める方針だ。
また国際サッカー連盟は12日、2022年度の年間最優秀賞の候補者14人を発表。メッシはフランスのエムバぺらとともに選出されたが、ロナウドは落選した。ロナウドが候補を外れるのは2003年以来19年ぶり。来月27日に発表される。