春のセンバツ出場の「ドラフト候補」はこの3人だ! 伸びしろにプロスカウトが注目
堀柊那(捕手・報徳学園)
捕手にも複数のスカウトが「逸材」と評価する選手がいる。代表的なのが堀だ(右投げ右打ち)。昨秋の近畿大会では4試合に出場し、17打数10安打、打率.588、3盗塁。大阪桐蔭との決勝は0-1と扇のかなめとして活躍した。
■セカンド送球1.8秒の強肩
「高校生離れした強肩が一番の魅力です。捕球してからのセカンド送球速度は1.8秒台で、コントロールもそこそこ良い。ワンバウンドやバントの処理も上手で投手は安心して投げられる。盗塁できる脚もある。声出しなどでチームをまとめる統率力も備えています。打撃はまだまだ粗削りですが、ミート力が高い。似たタイプの捕手だと、昨秋ドラフト1位で大阪桐蔭からDeNAに入団した松尾汐恩です。ケガさえしなければ間違いなくドラフトで指名される素材だと思います」(セ球団スカウト)
大会が終わるまでにどれだけ評価が上がっているか注目だ。