アナハイム市が球場改修検討も…エ軍オーナー売却撤回で地元ファン支持率ダダ下がりの深刻
大谷翔平(28)のエンゼルスに朗報である。
アーティ・モレノ・オーナー(76)が球団売却を撤回したことで、本拠地のあるアナハイム市が球場とその周辺の整備に乗り出すという。
日本時間24日付の米ニュースサイト「スペクトラム・ニュース1」によれば、昨年11月にアナハイム市長に就任したアシュレー・エイトケン氏が新球場の建設を含め本拠地エンゼルスタジアムの改修に向けて球団側と協議を行う方針を明らかにした。1966年開場の同スタジアムは現存するメジャーの球場では4番目に古く、至る所で老朽化が進んでおり、本拠地移転もささやかれていた。
昨年、市が所有していた球場周辺の土地売買を巡ってモレノ・オーナーによるハリー・シドゥー前市長への不正献金疑惑が浮上。前市長は辞任に追い込まれたが、モレノ氏の疑惑が晴れれば、球場周辺を含むスタジアムの再開発が実現する可能性もあるという。
■地元では「二刀流」も今や当たり前
オーナーによる球団の継続保有に、アナハイム市が支援を表明するなど、このオフのエ軍は話題に事欠かないが、地元ファンの支持率低下が止まらない。地元ファンの多くは球団身売りで新オーナーによるチーム強化に希望を抱いていたが、売却を撤回した現オーナーに多くのファンが失望しているのだという。