春のセンバツ出場の「ドラフト候補」はこの3人だ! 伸びしろにプロスカウトが注目
高橋煌稀(投手・仙台育英)
今年の春のセンバツは粒ぞろいだ。
27日、第95回センバツ高校野球大会選考委員会が行われ、出場校が出そろった。今年は5年に1度の記念大会のため、例年よりも4校多い36校が大会に臨む。
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昨年から大阪桐蔭(大阪)のエースだった左腕の前田悠伍はすでにドラフト1位候補と一定の評価を得ているが、スカウトがひと冬越してどれくらい成長したかと注目しているのが、仙台育英(宮城)の高橋煌稀、東邦(愛知)の宮国凌空、報徳学園(兵庫)の堀柊那の3人だ。
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高橋は昨夏の甲子園で計4試合(2先発)に出場。計12回を自責1に抑え、東北勢初優勝に貢献した。パ球団スカウトが言う。
■大観衆の前で結果を出せる強心臓
「昨夏は2年生ながら、大観衆の前で堂々と投げ抜いた。その強心臓は投手として欠かせない要素。将来性や伸びしろも感じられました。本人もプロ志望でしょうし、こちらもそのつもりでチェックしています。最速147キロの球速が注目されがちですが、体の使い方も悪くない。奥行きを使った投球や、ランナーを背負った時のギアの上がり具合も上々でした。冬を越してどれだけ成長しているのか、他球団スカウトも楽しみにしているはず。もちろん、リストに入っています」(パ球団スカウト)