プロ6年目日本ハム清宮幸太郎を直撃「同学年のヤクルト村上宗隆と比べられるのは嫌?」
初の実戦で痛烈な一発を放った。
日本ハムの清宮幸太郎が9日、韓国のサムスンとの練習試合に「5番・一塁」でスタメン出場。二回無死二塁の1打席目、右翼スタンドに“今季1号”の弾丸ライナーを突き刺した。
それでも、試合後の本人は「うれしかったけど、一喜一憂しないように。当たり前だよってくらいの選手にならないといけない。日を追うごとに良くなっている。毎日いろいろ感じるところがあるので、日々の練習でちょっとずつ解決して、どんどん精度を高めていきたい」と表情は硬い。
開幕に向け、このキャンプでは「真っすぐをしっかりはじき返すこと」を意識しているという。昨季自己最多の18本塁打をマークしたプロ6年目、長距離砲として期待される本人を直撃した。
──昨年は本塁打でキャリアハイ、飛躍のシーズンだった。
「そうですよね。今までとは明らかに違いました。(要因は)いろいろあります。体つきもですし、フォームも変わった。去年のこの時期はアッパースイングで、あれはあれで意識してやっていましたけど、投手との対戦経験を積む中で変化を加えていきました。バットの振り方というより、軸足への体重のかけ方だったり、構え方などを修正したら、投手に対応できるようになった。毎日会う稲葉GMからもよくアドバイスをもらっていました」