メッツ千賀滉大が課題次々クリアも…最後に残る「ケガ」という難題
総額100億円右腕がベールを脱いだ。
昨20日、メッツの千賀滉大(30)が実戦形式のライブBPに登板。昨季のナ・リーグ打点王のアロンソや同首位打者のマクニール、主力のリンドアら6人に投げ、3三振を奪った。
千賀の武器は落差の大きい、通称「お化けフォーク」。米国では「ゴーストフォーク」と呼ばれており、その名の通り、アロンソらは「ボールが消える」と大絶賛した。
千賀はこれまで2回入ったブルペンでは、投球に四苦八苦。日本のそれより高いマウンドの傾斜に苦しめられた。その課題もクリア、である。
「千賀は投球に関しては、神経質と言っていいほど。それがゆえにわずかな差異でひっかかりを感じたり、こだわりすぎて立ち止まることも多いが、それ以上に研究熱心ですからね。試行錯誤する習慣が身についているので、ピッチングに関する心配はないでしょう」
とは古巣のホークス関係者。滑りやすいメジャー公式球に関しても、オフに米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で投げ込み、対応済みだ。