侍J4番・村上宗隆“唯一の穴”は…メジャースカウト注視の中、ダルからバックスクリーン弾
「The big boy!」
日本代表の宮崎合宿を視察に訪れたドジャースのフリードマン編成部長が開口一番、言ったセリフがこれである。昨季、日本人選手歴代最多の56本塁打をマークし、史上最年少で三冠王を獲得した村上宗隆(23)について聞かれると、淀みなくこう続けた。
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「スカウトは何年も彼の活躍を見ている。この数年間で三塁守備がすごく良くなっているというリポートもきている。それも興味深い」
WBCで侍ジャパンの4番を務めることが濃厚な日本の主砲は昨オフ、ヤクルトとの契約更改の席上で将来のメジャー挑戦についてフロント幹部と交渉。遅くても2025年オフの米球界移籍が認められた。契約金などが抑えられる「25歳ルールの撤廃」という条件付きながら、24年オフのポスティングもOKという言質も取ったことで、ドジャースなどの金満球団も今から興味津々。メジャーのスカウトが注視するWBCに向け、村上のモチベーションは否が応でも高まっている。