侍J4番・村上宗隆“唯一の穴”は…メジャースカウト注視の中、ダルからバックスクリーン弾
21日には実戦形式の打撃練習「ライブBP」でダルビッシュと対戦、真ん中高めのツーシームをバックスクリーンに放り込んだ。「あの球をそんな簡単にはメジャーのバッターでも打てない。ビックリした」とはダルビッシュ。村上は「実は昨日の夜から対策を練っていました」と冗談めかして笑いつつ、「いい具合に吹いていた風に乗ってくれたのだと思いますが、打ててよかった。思い出になりました」とうれしそうだった。
■メジャーとの巨額契約へWBCが最初の試金石
「そんな村上について、米メディアでは早くも『ムラカミは(メジャーで)巨額の報酬を手にするだろう』と報じています。CBSの電子版が<仮にムラカミが総額3億ドル(408億円)の契約を結べば、ヤクルトへのポスティングの譲渡金は63億円超になる>と書けば、現地アナリストも<5年総額9000万ドル(126億円)でレッドソックス入りしたヨシダ(吉田正尚)以上の契約を手にする>との見立てを示しています」(現地放送関係者)
さすがに3億ドルは大げさだが、数年後のメジャーとの巨額契約に向け、今回のWBCが最初の試金石になることは間違いないだろう。