ノルディックスキーW杯 ジャンプ小林陵侑が今季3度目Vで通算30勝を達成!
ノルディックスキーのW杯は26日、フィンランド・ラハティでジャンプ男子個人第30戦(ヒルサイズ=130メートル)を行い、北京五輪金メダルの小林陵侑(26)が最長不倒の136.5メートルを飛んでトップの145.9点をマーク。強風のため2回目の飛躍は中止となり、小林が今季3勝目、通算30勝目を挙げた。
この日は強風のため、競技進行が大幅に遅れた。難しい状況を克服して今季、海外初勝利を挙げた小林は「やっと優勝できてうれしい。運も良かったし(飛躍が)かみ合った。(強風は)調子が良くてやることが固まっていたので、そんなに気にしなかった」と満足そうに振り返った。
小林は2018年11月のフィンランド・ルカ大会でW杯初優勝。このシーズンは13勝をマークしてW杯個人総合優勝を果たした。21年11月には日本男子歴代最多の20勝に到達した。今季の個人総合争いでは5位につけている。