小林陵侑がジャンプ24年ぶり五輪金! 専門家も絶賛「風に乗る」技術と鋼のメンタル
取るべき選手が取った。
スキージャンプ男子ノーマルヒルで、小林陵侑(25)が今大会の日本選手で初の金メダルを獲得。ジャンプの日本選手が五輪で頂点に立ったのは1998年長野大会の船木和喜(ラージ金、ノーマル銀)以来24年ぶりだ。
【写真】この記事の関連写真を見る(08枚)
50人が飛ぶ1本目は不利な追い風の中104.5メートルの大ジャンプを見せた。145.4ポイントでトップに立ち、2位のP・プレブツ(29=2014年ソチ大会個人ノーマル銀、ラージ銅)に6.2ポイント差をつけた。30人に絞られた2本目も追い風の中99.5メートル。着地直後に勝利を確信し、雄たけびをあげて右手でガッツポースをつくった。2本目は129.6ポイントで合計275.0ポイント。猛追してきた270.8ポイントのM・フェットナー(36)を振り切った。