オリ中嶋監督の“肉声”がメディアから消える? 取材に塩対応「落合監督のようだ」の声

公開日: 更新日:

「強いにもかかわらず、記事にしづらいんです」

 リーグ3連覇を目指すオリックスについて、在阪の放送関係者が苦笑いを浮かべてこう言う。

 もともと在阪メディアは阪神の話題が中心とはいえ、理由はそれだけではないという。

「中嶋聡監督(54)の存在です。かねて口数が多くない上に、我々の質問にもときに、『それ、言わなきゃいけない?』と木で鼻をくくったような対応をすることも。多弁の阪神の岡田監督とは対照的です。キャンプ中は基本、囲み取材もなかった。中嶋監督が何を考えているのか分からないという声も少なくない。ベテランの記者は、『かつての中日の落合監督のようだ』と言っています」

 落合監督といえば、2004年から11年までの8年間で4度のリーグ優勝を達成するなど黄金時代を築いたが、メディアとの関係は芳しくなかった。本拠地・ナゴヤドームの試合後こそ囲み取材に応じていたが、特にビジターの試合後は「選手に聞いて」「きょうはなにもない」などと、まともにコメントしないことが多く、親会社の中日新聞も「字にならない」と頭を抱えていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    西武・鳥越裕介ヘッドコーチ「厳しく指導?僕は基本、怒らないんですよ。ただ…」

  1. 6

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  2. 7

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 8

    兵庫県・斎藤知事パラハラ認定にも無敵の“居座り” 「公務多忙」理由に第三者委報告書にコメントしない厚顔

  4. 9

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 10

    復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言