巨人開幕戦を先発&抑えが新助っ人頼みで落とし…原監督“投手使い倒し暴走”は時間の問題
巨人が中日との開幕戦で痛恨の逆転負けを食らった。
1点リードで迎えた九回。マウンドには守護神の大勢(23)ではなく、新助っ人のヨアン・ロペス(30=前メッツ)が向かった。しかし、1死二、三塁のピンチを招いて降板。中日に逆転され、開幕戦を落とした。原辰徳監督(64)は「大勢? 今日はマウンドに上げる状態ではなかったということ」と説明した。
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球団史上初めて新外国人で開幕投手を務めたタイラー・ビーディ(29=前パイレーツ)は6回2失点。大事な開幕投手と1点差の最終回を未知数の新助っ人に任せなければならないところに、苦しい台所事情が表れる。巨人OBがこう言う。
「はっきり言ってこの投手陣では、原監督がいつ暴走を始めるか心配。昨年は投手チーフコーチとして原監督のストッパーになっていた桑田(現ファーム総監督)が今年はいない。いい投手を使い倒す傾向のある原監督を止められる人が、周辺に見当たらないからです」